ぽぽんた日記
2004年4月の記録

タイヤ登り・一人で出来る・そしてついに
2004年4月29日(木) 生誕820日 (2歳2ヶ月と30日)


◆タイヤ登り
春を楽しみに、世羅高原へ行った。
二時間弱のドライブだったが、最後の方はたんぽぽも飽き気味であった。このくらいが今の限界だろう。

一時に比べるとクルマに乗るのを嫌がらなくなったのは「みんなでクルマに乗ると楽しいところに行けるとたんぽぽが認識したのではないか」と妻が考察していた。

最初は芝桜まつりを覗いた。
パラパラと芝桜が見られる程度かと思っていたが、大型観光バスが何台も停まっているのを見るとかなりの規模らしい。
園内に入るとやはりかなり大きなところで、一面色とりどりの芝桜がしきつめられていて、たくさんの人たちが楽しんでいた。年齢層はやや高かった。
たんぽぽは芝桜には殆ど興味がなかったが、焼きそばやかき氷を食べたり、タンポポの綿毛を飛ばしたりして遊んだ。
花のタンポポのことも「たんぽぽ」と言えるようになった。

次にフジ園に向かった。
フジの花はまだ満開にはほど遠かったが、今年はもうここには来られないであろう。去年も一昨年も来たし、せっかくなので入ることにした。
フジの方は香しい匂いを放出していたが、満開を知っている私たちには淋しい状態だった。
たんぽぽの方は芝桜よりもはるかに喜んだ。遊具があったからだ。

前に来たときにそういう視点で見なかったので覚えていなかったが、フジ園には遊具が少し置かれていた。
隅の方にはブランコや今話題の回る系の遊具など普通の公園と同じ遊具ばかりだったが、園内には割と長い滑り台があった。
たんぽぽがこの滑り台にはまった。

滑り台は丘の上から下の地面に延びているもので、階段はない。
階段の代わりに、高さ3〜4メートルくらいの壁面に小さめのタイヤが敷き詰められていてそれをよじ登るようになっていた。

小さめのタイヤと言ってもたんぽぽにはまだ大きく、私がすぐ後ろをついて登って、何かあっても助けられるようにしていた。
たんぽぽの方もおっかなびっくりで、難しそうなところにくると私に抱っこを求めてきた。
フーフーいいながらなんとか上がると、急なためにスピードの速い滑り台を嬉しそうに滑り降りた。
下では妻が両手を広げて待っていた。

かなり怖がりながらだったので一度でやめると思ったが、他の遊具で遊んだ後、二度三度とタイヤの崖を登っては滑り台を滑るのを続けた。
私もその都度サポートについて上がったのだが、陽がまだ高いせいもあってか早々に疲れてしまった。
ついにはサポートすることをやめて、下でただ見ているようになった。

たんぽぽの方はお構いなしで、何度も何度も繰り返す。
フーフー言いながら、たまにタイヤから足を滑らせながら、それでも楽しそうに滑り台を降りてきた。

途中よその子どもたちが混ざったりしながら、30分以上その滑り台だけで遊んだ。
うんしょうんしょとタイヤを登る姿に目を細めていた私たちもそろそろ退屈してきたので「これでおしまいね」と言った。
たんぽぽも「おしまいね、これでさいごね」と真似したが、そう言ってからも二度繰り返した。
三度目登ったときには無理矢理連れて行くしかないかと思ったが、野良猫が登場してそれを追いかけていったので、無事退散することができた。


◆一人で出来る喜び
先日から、いろんな巨大遊具が一人で遊べるようになっている。
一人で全て出来るということ自体も嬉しいようだが、こっちはまだヨチヨチたんぽぽのイメージが強いので怖々と見ている。


◆ついにこの日が
寝る前、久しぶりに「たんぽぽは赤ちゃん?」と聞いてみた。
「イヤ!ちがうー!」と大否定された。

ついに自他共に認める脱赤ちゃんである。

見た目はとっくに赤ちゃんではないのだが、本人から初めて否定されたことで、改めて淋しくなったのだった。

謎の言葉・ゴミ拾い
2004年4月27日(火) 生誕818日 (2歳2ヶ月と28日)


◆ワンチン
もう半年以上になるかと思う。こんなに長く続くと思っていなかったので記録してなかったのが残念だ。

主に夕飯を食べているときなのだが、たんぽぽが「ワンチンごめんね」と言うことがある。
一度言うと二三度繰り返す。
ごめんねと言うだけあって少し淋しそうに言うのだが、ワンチンの正体が全く分からない。

夕飯時だけでなく、就寝前に言われることもある。

成長していろんなたんぽぽ語が人間語になってきているが、ワンチンだけはずっとワンチンである。
視線も一定でなく、何に対して言っているのかよく分からない。

妖精か何かだろうか。
「ワンチンてなに?」と聞いても、含み笑いをするだけである。


◆ゴミを拾う
夕方の散歩のとき、必ずゴミを拾うようになってしまった。
空き缶や何かの入れ物、時には誰かが吐き出したガムにまで手を伸ばそうとすることがありそれは慌てて止める。

その辺にポイしなさいとは言えないので、仕方なく公園まで持っていってゴミ箱に捨てるようにしている。
あんな短い道程なのに、毎日新しいゴミが落ちているのが分かり、憤慨する。
途中小さな会社の前を通るのだが、そのあたりが一番ひどい。だから私にはその会社のイメージがよくない。

台詞・甘える・ヨソの子と遊ぶ
2004年4月25日(日) 生誕816日 (2歳2ヶ月と26日)


◆台詞も覚える
金曜日から東京出張で家を空けた。

帰ってきたら、おかあさんといっしょライブCDの歌部分だけでなく、台詞部も真似するようになっていた。
「こんにちはー」「れっつごー!」などと言っている。

歌部分もかなり歌えるようになったし、たった二三日なのに大きく成長をしていた。


◆甘える
久々に顔を見たからか、パパにあまあまだった。
たんぽぽの方に「久々だから甘えさせてくれるに違いない」という計算があったのかもしれない。
そしてその読みはズバリ的中したのである。


◆大きい子・小さい子
たんぽぽはまだ「他の子どもと一緒に遊ぶ」ということが上手に出来ない。

相手が小さい子だと寄ってこられるのがイヤらしく、胸のあたりを突いて威嚇したりする。
時期的なものではあると思うが、きっと突かれた方の子の親は良い気分しないだろうと思うと恐縮してしまう。

自分より大きな子であれば、することをいちいち同じように真似したり、相手は嫌がっているのにまとわりついたりする。
こちらの方は相手も同じ時期を経てきているはずだから、それほど気にならない。

怖い・愚図り・砂
2004年4月20日(火) 生誕811日 (2歳2ヶ月と21日)


◆怖い?
先日行ったソレイユのプレイランドで遊ばせた時のこと。
せっかく20分300円なのだから滑り台やボールプールの付いた大きな遊具で遊んでくれればいいのに、最後まで周りに置かれたオモチャを触っていた。

少し前にママと二人で来たときに、この大きな遊具の中で一人泣いていたのだという。
泣いた理由は分からないが、それ以降寄りつかなくなってしまったようだ。

何が起こったのか分からないが、オモチャで遊ぶだけならお金をかけるのはもったいないことだ。


◆愚図り
ここ数日、夜中の0時前後にひと泣きして愚図る。
だいたい寝てから二時間ほどなので、最初のレム睡眠が出現したあたりだろうか。(深いノンレム睡眠と浅いレム睡眠を繰り返す。夢を見るのはレム睡眠の時)
愚図ると書くとかわいいが、三十分ほどワンワンと泣き続ける。

歌を歌ったり語彙が増えたりと急成長期であるから、また脳みそがフル回転してシナプス結合を大いに行っているのだろう。


◆砂・石
いつものように夕方の散歩をしていたら、道路にしゃがみこんで「いしー!」と叫んでいる。
覗き込んでみたらそれは少し目の粗い砂だった。
大人の視点では砂だが、子どもから見える一粒単位では石だろう。

つい勢いで「石じゃないよ、砂だよ」と言ってしまったが、それに気が付いて「でもやっぱり石だねぇ。石がいっぱい集まると砂になるんだねぇ」ととんちんかんなことを言ってしまった。
たんぽぽの方はとっくに別の葉っぱに興味が移っていて聞いてなかったが、ちょうど横を通り過ぎた買い物帰りのおばさんが不思議そうに私を見ていた。

これからはきっと「これなに?」と積極的に説明を求められることが増えるのだろうし、油断大敵である。
散歩とはいえ気を抜けない。

疲れた・歌・嘘・怒られるから
2004年4月19日(月) 生誕810日 (2歳2ヶ月と20日)


◆疲れた
土曜日は花が綺麗に咲きほこった国営備北丘陵公園へお弁当持ってピクニック。
日曜日は電車へ街へ出かけ、新しくできたロフトなどを歩く。
今日は代休だったので、初めて家族揃ってソレイユに出かける。

たんぽぽはどこでも一人で遊べるようになった。
一人で遊べるというのはラクが出来てよさそうなのだが、逆に「手出しをすると怒るので一緒に遊べない」ということになってしまっており、かと言って放ってもおけず、ただボーッと待つ時間が多くなった。

ただ待つのは一緒に遊ぶよりも疲れる。これはきっと精神的充足がないからだろうと思う。
一緒に飛び跳ねていたときの方がずっとラクだった。

三日間、文字通りたんぽぽを見ていることしか出来ず、本当に疲れた。


◆歌を歌う
クルマでおかあさんといっしょのCDを流していると後部座席でゴニョゴニョと歌真似をしているのは聞こえていた。

今日は夕飯を近所の洋食屋でとることになり、たんぽぽを抱っこして歩いていた。
そこで何がきっかけだったか、「こぶた、たぬき、きつね、ねこ」の歌が始まった。
たぬきだけは発音が不明瞭だが、最初たどたどしかったきつねもハッキリ言えるようになり、音程はグチャグチャだったがちゃんと歌えている。

「アイアイ」も私の後について歌えた。

普段一人遊びしている時にも鼻歌のようなものが聞こえるし、歌を歌うということが本格的に始まったようだ。
また一つ子どもっぽくなった。


◆嘘をつくこと
今は終わってしまった「特命リサーチ200X」という番組で以前、“子どもの嘘”の特集をやっていた。

それによると子どもは嘘をついているのではなく、事象を勘違いしていたりもしくは何かの拍子に記憶が挿し変わったりすることが多いのだそうだ。
だから十把一絡げで「嘘つき」と叱るのではなく、実際はどうだったのかを一緒に考えることにしよう、というような話だった。
番組の信憑性はともかく、それを見て「嘘っぽいことでも嘘と決めつけないようにしよう」と思った。

それとは別に私が子どもの頃の話。
何か信じられないようなことが起こると「嘘!?」と叫んでいた。
ある日母から「『嘘っ』なんて人聞きが悪いので『ホント?』にしなさい」と言われた。
言い方が違うだけで信用してないのは同じじゃないかと思ったが、確かに言われた方のとらえ方も違うだろうと、少し注意するようになった。
たんぽぽも私が「ほんと?」と言うと「ほんと?」という。きっとそのまま移るのだろう。

ところで、毎晩寝る直前にたんぽぽが「プーしちゃった」と言う。(※プー:うんち)
そして必ずプーしていないのだ。
何もしてないのにプーしたと言う。これは嘘なのだろうか。勘違いなのだろうか。

せっかく教えてくれているので、嘘とは決めつけずに毎晩「プーしたの?」と言っておむつの臭いを嗅ぐ行為まではするようにしている。
欺こうという意志は見えないので何かと勘違いしているのだと思うのだが、よく分からない。

先の教訓を基に嘘とは思わないようにしているが、ホントに嘘をつかれて遊ばれているだけなのかもしれない。
眠ってしまったら当然もう誰も相手をしてくれないので、最後に構って貰おうと「プーした」となるのかもしれないのだ。

ハッキリするまでは信じ続けてあげようとは思っているが、真実が明らかになるかどうかは分からない。


◆怒られるから
街に出かけた時、古本屋の地下のリサイクルショップに寄った。
洋服の他に、子ども用品などの中古(ホントに古くてガラクタに近い)が売られている。

一角に滑り台セットがあったのだが、売り物なので周りに白いビニールテープが張られ、ハッキリ書かれてないものの“遊ぶな”という雰囲気が漂っていた。
しかし子どもたちはそんなのお構いなしで遊んでいた。

たんぽぽも遊ぼうとしたが、何か違う雰囲気を感じたのだろう。私に伺いを立てるような視線を送ってきた。
「これは売り物でたんぽぽのじゃないからね。遊んじゃ駄目だよ。壊れたりしたらお店に迷惑かかるでしょ」と言ったら、残念そうに何度もチラチラ見ながら別のところに去っていった。
他の子どもは遊んでいるのだから納得出来ない部分もあっただろうが、理解はしてもらえたようだ。

すると、今度は遊んでいる子どもたちの母親が来た。そしてこう言った。
「怒られるからやめなさい」
子どもたちは無視して遊び続けていたが、親も気にせずそのままどこかへ行ってしまった。

過去にも何回か書いた気がするが愚痴を吐かせていただく。
私も普通の人間なので他人の教育に口出しする資格も権利もないが、「怒られるからやめなさい」という教え方はいかなる場合にも間違っている。
怒られないならやってもいいということではないのだ。
怒られる怒られないは結果であって、理由ではない。

結局その後もその母親は何度か来て、「怒られるからやめなさい」を連発していた。


◆気持ちは分かる
広いスペースにあんな楽しそうな物がデンと置かれては、遊びたい気持ちはよく分かる。

お風呂・こわい・その後のブランコ
2004年4月15日(木) 生誕806日 (2歳2ヶ月と16日)


◆久々にお風呂
今日は久しぶりに私がお風呂に入れた。
私と入りたがったという前向きな理由ではなく、「ファンタジア2000」のDVDを見ていたら見ハマってしまって、ママが入っている間に入れなかったのだ。

髪を洗ったら泣かれた。前も泣いていたが、妻が入れるときには泣き声は聞こえない。どうゃって洗っているのだろうか。
身体は、キティちゃんのスポンジにボディソープの泡をかけたらそれを奪われ自分でゴシゴシ洗っていた。背中や足など、自分で洗いにくいところは洗ってあげたが、ちゃんと首のところも「うーん」と言いながら自分で洗っていたのには感心した。

自分でやったせいもあって、以前に比べると倍くらい早く終了した。
前は身体を洗うのも歌をうたいながらのんびりやっていたのに、成長の証であろうか。

明日もまた一緒に入れるといいが、そのためにはまたファンタジアを見せなければなるまいか。


◆こわい
怖がりすぎだ。

「にほんごであそぼ」のややこしやの面にも「こわいこわい」と言って後ずさりする。
ファンタジアも、魔法使いの弟子を見たがるわりに魔法使いを怖がっている。
散歩中にもクルマが横を過ぎると「こわいこわい」と言う。

その時の顔は眉毛がハの字になって大変コミカルなのだが、あまり恐がりだと生活が不便なのでどうにかしてあげたい。


◆ブランコ
04月01日にブランコが出来ないと書いたが、あれから間もなく自分から乗るようになり、今では大好きになってしまった。
まだ大きくは漕げないが、公園に行くたびにちょこんとお尻をのせて後ろから押せとねだる。

隣りで乗っている子をよく観察してその真似をして足をプラプラさせているので、早々に自分で漕げるようになるだろう。

早寝早起き・ママ・パパ
2004年4月14日(水) 生誕805日 (2歳2ヶ月と15日)


◆早寝早起き
昨日はタイミングが悪くてロクに昼寝が出来なかったらしく、21:00過ぎには寝てしまった。いつもより一時間ほど早い。
すると今朝は7:00に起きた。早く寝た分早く起きたのだ。
ニコッと笑って迫ってきたたんぽぽと遊ぶ羽目になり、少し夜更かし気味だったのに早く起こされてしまった。

早寝早起きは悪いことではないが、こっちはそのつもりで待機していないので辛い。

朝ゆとりの時間が出来るのも悪くないと思ったが、今日は普通の時間に寝てしまった。


◆なんでもママ
ママのことを「パパ」と呼ぶ病がずっと続いている。
なぜそうなったのか未だに分からない。
「ママだよ」と教えるとその瞬間だけは直るが、また次の時には「パパ」と呼んでいる。

ここしばらくだんだんとなんでもママ病になってきて、今日あたりはお風呂はもちろん歯磨きやおむつ替えや着替えや靴を履いたりするのが全てママになった。
ママに向かって「パパ〜!」と呼んで、私が手伝うのを嫌がる。

私が何かしてやれるのは二人っきりの夕方の散歩の時だけである。
家に帰るとまたママっ子になる。パパとしては本当につまらない。
だから帰り道少し散歩を長めにしようと遠回りをする作戦だったのだが、一人で勝手に家に向かって行ってしまった。


◆パパもパパ
パパも「パパ」である。

前のように「かずしゃん」とでも呼んでくれればハッキリ区別できるのに、同じパパでは分かりづらい。
ニュアンスで違いは分かる時が多いのだが、最近分からないことも多くなってきた。

そろそろ教え込むということが出来るようになってきたし、教えなければなるまい。
放っておいてもいつかは直るのだろうが、今現在不便この上ないのだ。

動物園・お風呂
2004年4月11日(日) 生誕802日 (2歳2ヶ月と12日)


◆動物園へ
二歳の誕生日(01月30日)に行ったばかりだったが、安佐動物園へ行った。
主はサクラ目的である。

花見へは先週(04月03日)行ったが、満開ちょっと手前といった感じでサクラに関しては消化不良だった。
サクラの時期は終わりつつあるが、安佐動物園は少し高地なのでまだ咲いているだろうと踏んだのだ。
しかし結局サクラは殆ど散っていた。市内の方がまだマシなほどだった。あまりに花が無かったのでまだ咲いてないのかと間違うほどだった。

サクラは諦めざるを得なかったが、動物好きのたんぽぽが喜ぶだろうからと構わず入園した。

今回はいつになく人が多かった。
なぜかここに来るのはいつも冬の寒い時期だから知らなかったが、行楽シーズンになるとこんなに混むところなのか。
どの動物の前にもたくさんの人だかりが出来ていた。

たんぽぽは今朝六時半には起きていた。いつもは八時過ぎだから二時間近く早起きだった。
そのせいで、動物園に着いたのは11時頃だったがたんぽぽは昼寝中だった。
間もなく起きて動物園に入ったわけだが、なかなかエンジンがかからないらしく、しばらくバギーに乗ってボーッとしていた。
サルもキリンもゾウもみんなスルーすることになり、全く動物が楽しめない。

仕方ないのでちょっと早かったがお弁当を食べることにした。
午前中は天気があまりよくなく一時小雨にも叩かれ、少し肌寒い昼食だった。
しかし何口か食べて「おいしー!」と笑ったたんぽぽは徐々にギアが上がり、お弁当を終えると次のぴーちくぱーく(小動物コーナー)にタッタと走っていった。

午後になると太陽が顔を見せて暑くなってきた。
たんぽぽもそれを待っていたかのように、いろんなところを走り回った。
が、遊ぶばかりでほとんど動物は見なかった。

途中眠そうな顔をしていた時もあったが、結局動物園を出た夕方四時まで延々遊び続けたのだった。
そして最後まで動物はろくに見なかった。

広い園内を歩き続け、私も妻も相当にヘバったのだった。


◆パパとお風呂
ここしばらくたんぽぽをお風呂に入れていない。

妻とたんぽぽが先に入り、全て終わった頃に私が入り妻と交代する。
たんぽぽは、私が身体を洗っている間も一人遊び続けている。
暖かくなってからは湯船に入りたがらなくなり、入浴も私一人になってしまった。

結局、たんぽぽが遊んでいる間に私がその横で入るというだけになってしまった。
一緒に入っているという感覚は全くないし、実際私も何もしない。
私のシャンプーの泡が飛んだりした時にシャワーで流してあげるくらいだ。

私が一緒に入っている意味が全くない。
このままパパと入らなくなっても不思議のない状況である。

これはまずい。なんとかせねば。

歯磨き・到着・先生
2004年4月9日(金) 生誕800日 (2歳2ヶ月と10日)


◆歯磨き
今はもう随分落ち着いて、歯ブラシを持ってくると自分で寝転がって「あーん」というほどになったが、一時すごく歯磨きを嫌がったことがあった。
今は眠くなると自分から「はーみーしゅっしゅ」と催促してくるくらいだが、当時はギャアギャア嫌がるのを妻と私二人がかりで押さえつけながら無理矢理磨いていた。

先日から私の口の奥の方の歯茎がジワジワ痛かった。
どうやら親知らずが生えてくるらしく、まだ歯は見えてないのに歯磨きするのが本当に苦痛だった。痛いのだ。

それでやっと理解した。
こんなに痛いのではたんぽぽも泣き叫んで嫌がるわけだ。
どこの歯がそうだったか分からないが、たんぽぽは私の親知らずと違って何本もいっぺんに生えてくる。
私の味わった苦痛の何倍もの痛みを感じていたのだろう。

たんぽぽも私も今ではすっかり落ち着いて、念入りに歯磨きを出来るようになった。
歯磨きが終わると自分から洗面所にグチュグチュうがいをしにいくほどだ。


◆とうちゃーちゅ
みんなで車に乗って出かけるときには「しゅっぱーちゅ」という。
出かける先に着いたり家に帰ってきたりすると「とうちゃーちゅ」という。

自分たちの時だけ使われるものだと思っていたが、散歩中によそのクルマが帰ってきたりどこかにバックで入れたりしているのを見ると「とうちゃーちゅ」というようになった。

「出発」も「到着」も改めて教えたわけではないのだが、きっと普段私たちがそう言っているのを聞いて覚えたのだろう。


◆せんせい!
先日のことだが、散歩から帰って夕飯を待っていると、自分の椅子にちょこんと座って待っていたたんぽぽが突然「せんせい!」と言って手を挙げた。
どこから覚えたのかさっぱり分からなかったが、そのあとにたまたま見たトトロのビデオの中でさつきちゃんが「せんせい!」と手を挙げているシーンを見てそれだと気付いた。

昼間ソレイユのジブリショップ「どんぐり王国」に寄ったと言っていたから、そこの入り口のモニターでトトロを見て覚えたのだろう。

親孝行・二歳が出来た!、など
2004年4月6日(火) 生誕797日 (2歳2ヶ月と7日)


◆何もしない
この日記は私が書いているので私がしたことは書かれているわけだが、当然ながら私がしなかったことは書かれない。
私は家事は全くしない。

妻と結婚前に、いや付き合う前に「俺は、結婚しても家事は一切しないからそれを望まないでくれ」と言ったほど、家事をする気がない。
ちなみに「ゴミ捨ては特にしない」「出世もしない」も同様に宣誓されている。

妻が少々具合悪くても家事をするのはほとんど妻で、もし妻が倒れたり不在になると我が家の家事は完全にストップする。
病気の時にはなんとか料理くらいはするが、その程度である。

育児に関しては割と参加している方だと思うがそれ以外は何もしないので、この日記を読んで書かれてない部分まで良いように捉えられて「なんでもするいい旦那さん」と思われると、それは全くイメージが違う。
何もしないぐうたら亭主が妻と娘だけは可愛がっている、という方がずっと近いのである。


◆親孝行
ボテ志くんの日記でも言われていたが、古い哲学者の格言で「子どもは産まれて三年で親孝行を終える」というような言葉がある。
最初は大きくなると憎らしくなるばかりの子どもに対する皮肉かと思ったのだが、たんぽぽを見ているとそうでないと気付く。

たんぽぽはいろいろなものを与えてくれている。
疲れて帰っても「おかいりー!」と言いながら元気よく走ってくるのを見て、一緒に散歩に行って元気を貰う。
妻とケンカして機嫌が悪いときにも、心配そうに覗き込んできて、バカなことをしていると反省させてくれる。
毎日私たちを笑わせてくれる。最近シワが増えた気がするが確実にたんぽぽのせいだ。笑い皺だ。
これが親孝行でなくて何だろう。もう十分に親孝行してくれている。

大きくなって独り立ちしたときにも、親のことを気にかけるよりも自分のことをしっかり見て生きていって欲しい。
自分と親を天秤にかけるようなことがあったときにも、自分のことを優先して欲しい。
「苦労して育てたのだから何かしてくれ」などと思わないようにしよう。
そういう格言なのである。きっと。

もっともそれ以前に、私や妻自身が親の意向に沿わない親不孝タイプなので、たんぽぽたちに何かしてくれなどと口が曲がっても言えないのであるが。


◆甘えん坊
ここ二日ばかり甘えん坊になっている。
おばあちゃんとノリちゃんが一緒にいるという刺激がそうさせているような気がする。


◆にさーい
二歳になったその日から始めたチョキ訓練であるが、今日突然完成した。
公園の散歩帰りに「にさーい」と言いながらいつものように五本の指を出した(パーの状態)のだが、そのまま三本の指が折られてチョキになったのだ。
本人も嬉しかったらしく、その後何度も「にさーい」と言いながら二本指を立てていた。

昨日その兆候はあった。
散歩中に「何歳ですか?」と聞いたら「にさーい」と言ってチョキが出来た。
たまたま気に入った小石を握りしめていて、それを落とさずにかつ「にさい」をしようと思ったらしく、結果的に必要な二本だけが上がったのだ。
本人も驚いたらしく、目を丸くしてそのチョキを見ていた。
あまりに綺麗なチョキだったので私も必要以上に喜んだのだが、それで正しいチョキがどういう形かをマスターしたものと思われる。

今までは左右の指を一本ずつ立ててそれをくっつけ「にさーい」という時もあってその様も可愛かったのだが、それも見られなくなるのだろう。
少し寂しいが、成長するのはやはり嬉しい。

口内炎終了・義母と義妹滞在
2004年4月5日(月) 生誕796日 (2歳2ヶ月と6日)


◆口内炎・蓄膿
ようやく口内炎が治まったと思ったら、今度は蓄膿がまた悪くなってきた。
最後に貰った薬がよく効いたので、また貰ってこよう。

もう少しひどくなったらまたイライラの種になりそうな気配だ。


◆ノリちゃん
妻の母と妹が二泊の予定で泊まりに来てくれている。
長崎在住で滅多に会えず、半年ぶりの対面である。

たんぽぽは以前から妹のノリちゃんのことが大好きで、今日もあまりに興奮して昼寝を忘れたらしい。
仕事から帰るといつもはしばらく私の周りをウロチョロしているのに、今日はノリちゃんにベッタリで一緒に積み木遊びをしていた。
ノリちゃんの方はずっと献身的に付き合ってくれたらしく、かなり疲労の色が見えていた。お客さんなのに申し訳ない。

夕方の散歩でたんぽぽを連れ出すことにした。出かけるのを嫌がるかと思ったが、三輪車に乗ろうと言ったらついてきた。
しかし昼寝をしていないせいだろう。いつもほど元気がないし、どことなくフラフラしている。
30分ほどで帰ることになった。


◆そして愚図り
夕飯はおとなしく食べてくれた。
納豆ご飯とキュウリをパクパク食べているたんぽぽを見て、お義母さんもノリちゃんも驚いていた。

そして夕飯後、グズグズが始まった。
最初ハイテンションと寝不足でフラフラだった。
一緒にファンタジアを観ていたらコックリコックリし始め、これはやばいと無理矢理起こしたら大泣きタイムである。

久々のイヤイヤ大号泣である。
全てがイヤ。何もかもイヤ。イヤイヤイヤ。ギャアギャアギャア。

風呂に入るまで続いた。


◆大変ねぇ
たんぽぽは妻と風呂に消えたのでホッとしていると、お義母さんたちが「大変ですねぇ」とため息混じりに言ってきた。

こんなに大変なのは久しぶりで、いつもは穏やかである。
しかし滅多に会わない二人には「たんぽぽはギャアギャア泣き喚く子」と映っただろうか。
明後日まで滞在するから、その間に汚名返上せねば。

サーカス・イヤイヤに対する反応、など
2004年4月4日(日) 生誕795日 (2歳2ヶ月と5日)


◆サーカス
今日はキグレサーカスを見に行った。
本当に近い近所で開催されていて、一度行きたかったのだ。

雨上がりで足場は良くなかったが、黄色と青の縞々のテントがいかにも楽しそうに迎えてくれた。
露天も並んでいるし一角にはゾウ(本物)と記念写真を撮れるコーナーまであった。
たんぽぽも楽しそうな雰囲気が分かるのだろう、ずっとニコニコしていた。

妻は小さい頃に行ったサーカスでやたら寒かったという記憶があったらしく、わざわざミニ毛布を持っていった。
が、中は暖かく講演が始まると汗を掻くほど熱気に包まれた。
しかし毛布は無駄にならず、固い椅子に座布団として使われていた。

たんぽぽは私や妻の膝の上で見ていた。
みんなと一緒に拍手をして喜んだが、ピエロの芸など小さい出し物の時には買ってきたマクドナルドのポテトとナゲットをムシャムシャ食べていた。
派手な演出の時には私たちを見上げて目をランランと輝かせながら何かを言っていたが、効果音が大きくほとんど聞こえなかった。楽しんでいるということは分かった。

途中一度休憩が挟まれ、その間ステージでは色とりどりの風船や光る輪っかが売られていた。
見たら欲しがるからと思ってテントの外に出たが、ずっと「ふーせん、ふーせん」と言っているので仕方なく買いに戻った。
が、値段を聞いたら1500円するといわれ、私に持ち合わせがなかったので代わりに500円の光る輪っかを買った。たんぽぽは納得いかない顔をして、しばらく「ふーせんふーせん」と呟いていた。
それに見かねた妻がカラフルな風船を買ってあげるととても喜んで、この後行ったホームセンターやユニクロでもずっと持って遊んでいた。
光る輪っかの方は「小さいころから欲しかったのに買って貰えなかったの」と言って妻の方が喜んでいた。無駄にならずよかった。

後半は空中ブランコなど大技が多くなった。
網のボールの中を三台のバイクが走り回る芸は排気音がかなり大きく、たんぽぽも目を丸くしていた。
最後の空中ブランコは、あの左右に揺れるのが催眠術の十円玉の効果になるのか、周りの子どもたちはみんな眠っていた。
しかしたんぽぽは時間的にもいつもは昼寝の時間で眠かったはずなのに、しっかり最後まで空中ブランコを見届け大きな拍手を贈った。

たっぷり二時間あったが、たんぽぽは殆ど愚図ることなくみんなで楽しめた。
機会があればまた行きたいと思う。

「ブランコ、おもしょかったねー」と言っていたたんぽぽも、クルマに乗ったら間もなく眠っていた。


◆妻はイヤが嫌い
私はたんぽぽの「イヤ!」に随分慣れたのだが、妻は「イヤ」が嫌いらしくイヤと言われるたびにウキーと怒っている。
そんなに怒らなくていいのにと思う時もあるが、二人ともハイハイと聞いていては過保護っぽい気もするし、いいバランスなのかもしれない。

ただお陰でか、何かあるとすぐパパに甘えられるようになってしまった。
私だって慣れただけで決してイヤイヤが好きなわけではないのだが。


◆今日は私もイヤが嫌い
今日は私もイライラしていた。
口内炎がひどくなり、一日ズキズキしていたのだ。
ここしばらく続いているのだが、今日は特にひどかった。

お陰で今日はたんぽぽのイヤイヤにあまり耐性がなかった。
口を開けると口内炎が痛むので怒鳴ることはあまり無かったが、そうでなかったら大声で怒っていたかもしれない。
もっとも、そうでなかったらイライラすることもなく怒らなかったと思うが。

怒鳴れなかったせいでたんぽぽの顔を平手で叩いてしまった。
夕飯の時、口にいっぱい頬張っているのにまだ押し込もうとしたので「今食べてるのゴックンしてからにしなさい」と言ったら、イヤイヤ発病で泣き出し私の顔を思い切り叩いたのだ。
それで私も叩き返してしまった。

私は“いっさい子どもは叩いては駄目”なんて教育方針ではないので間違っている時には叩いて叱ることもするつもりだが、イライラしてなければ叩かなかったかもしれない。

花見
2004年4月3日(土) 生誕794日 (2歳2ヶ月と4日)


◆花見
今日はチチヤスファミリーパークにお弁当を持って花見に出かけた。
去年も一昨年もみんなで来たし、気がつけば毎年恒例である。
家からそこそこ近く駐車場もありサクラの木も8000本とかなりの規模で、毎年時期になると「今年はどこに行こうか」と一応他も探すのだが、結局ここになる。

サクラの方は満開ではなさそうだが、八分咲きかと言うと散っている花も多くしかしつぼみもたくさんあるし、なんとも中途半端な状態だった。
ここ数日少し冷え込み気味なので、満開ちょっと手前というところなのだろうか。
今年は開花が早かったので、咲きほこるタイミングが逸せられたのかもしれない。

天気予報では暖かだと言っていたのにだんだん寒くなり、昼前には雨まで降り出してしまった。
幸いその直前にお弁当は食べ終えていたので被害はなかったが、本当に寒かった。

雨は通り雨ですぐに止んだので、桜や菜の花を見ながら園内を歩いた。
いつものチンチン電車に乗ったり、ウシ・ウマ・ヒツジたちを見たりした。
ヒツジはいつになく活発で、「べ〜」とか「め゛〜」とか「ば〜」とか、文字にしづらい鳴き声を上げていたが、たんぽぽは上手に模写して一緒に鳴いていた。

寒くて早々に引き揚げることになったが、たんぽぽに散った花びらを集めて飛ばして見せたらしばらくそれで遊んでいた。
子どもたちはどういう状況でも楽しめるようだ。

今日は滑った・丸・イヤ
2004年4月2日(金) 生誕793日 (2歳2ヶ月と3日)


◆今日は滑った
今日は滑り台をスルスル滑っていた。
昨日のはたまたまだったようだ。


◆○を描く
今までぐちゃぐちゃな線しか描けなかったのに、丸が描けるようになった。
線だったときには「これなぁに?」と訊くと「おしゃかなー」と返ってきて全て魚だったらしいのだが、丸は何だろうか。


◆イヤ、を理解する
何か聞いても殆ど「イヤ!」と返ってくるが、だんだんその違いが分かるようになってきた。
明らかにイヤなときの「イヤ!」と、ホントはイヤじゃないのについ口に出てしまった「イヤ!」は何となく違うようだ。
具体的にどこが違うかは分からないのだが、全て否定ではないと分かってからはイヤイヤに対する苦痛度が格段に減った。

公園・夜泣き
2004年4月1日(木) 生誕792日 (2歳2ヶ月と2日)


◆スルスル・・できない
いつものように夕方の散歩に出かけた。

雨雲が空を覆っていて今にも降り出しそうだったこともあり、公園には誰もいなかった。
シャボン玉をするには人がいない方がシャボン玉の行方を気にせず済むので楽だ。

たんぽぽは「こーえん、しゅるしゅる!」(※しゅるしゅる:滑り台)と言いながら滑り台のはしごを上っていった。いつもの光景である。
一番上についていつもなら「きゃあ!」と言いながら滑ってくるところなのに、今日はなぜかビクビクしている。
「滑っておいで」と言うが「イヤ!」と怒る。
しまいには上ってきたはしごを下りようとしたので、抱っこしておろすことにした。
最後まで腰が引けて怖がっている様子だった。

先日雨上がりに来たときに、滑るところがドロドロで汚かったので同じように抱っこして下ろしたのだが、それが関係しているのだろうか。
今日は結局それから一度も寄りつかなかった。

なのに帰ってからはママに嬉しそうに「こうえん、しゅるしゅる、おもしょかった!」と報告していた。


◆ブランコもできない
かなり前からブランコには興味を持っていたのだが、いまだに一人で乗ることが出来ない。
年齢的にまだ早いのかと思っていたが、たんぽぽよりずっと小さい子が一人で漕いでいるのを見て年齢は関係ないのだと気がついた。

乗り物としてはバランスが取りにくいし、怖いのかもしれない。

今日は「パパ、ちゃんこ!」と言って私を座らせて、その上に自分が乗っていた。
しばらくはこれでもいい。


◆夜中に泣く
今日も夜泣きをした。
どんなに可愛い娘でも、寝ているところを起こされると首を絞めたくなる。

が、またいつもの脳内整理だと思い出して、「大変だねー、ガンバレー」と小声で応援した。
しばらくまだギャアギャア言っていたが、だんだんと落ち着いてきて笑いながら私の顔で遊べるほどになった。
ようやく私もまた眠ることが出来た。

まだしばらくこれが続くのだろうか。
先日のように夜中の間泣きはらしたりしないのでいいが、起こされるのは辛い。


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