ぽぽんた日記
2004年7月の記録

ちゅーちゅー・かたつむり・おかしーなー
2004年7月27日(火) 生誕909日 (2歳5ヶ月と27日)


◆ちゅーちゅーちゅー
メーカーは忘れたが、パピコと同じ形のバナナシェークを買ってきた。
夕飯後二人で一本ずつ分けて食べていたら、たんぽぽが不意にシェークを手に持ちくわえたまま、両ひじをパタパタさせてニコニコし出した。

最初は何のことかよく分からなかったが、どうやら松浦亜弥のパピコのCMの真似らしかった。
「あややの真似か」と言うと、ますます嬉しそうにパタパタしていた。

もっとも、バナナシェークには早々に飽きたらしく、ほとんど食べないで私に渡されたのだが。


◆かたつむり
夕方の散歩に出たら、「たかむつり!」と言う。
これは肩車のことである。

肩車しながら「かたつむりじゃなくてかたぐるまでしょ」と言うと「たかむむま!」と直るのだが、またすぐ戻る。

本当のかたつむりのことを何というかというと、こちらは「でんでんむし」である。
寝る前の影絵遊びでこれが出てくる。
かたつむりを作って見せると、「でーんでんむーしむし」と歌い出す。
「おーまえ、たーま、どーこ、るー」と歯抜けな歌だが、ちゃんと全部歌う。


◆おかしーなー
遊んでいて何か無くしたり、欲しいものが見つからなかったりすると、いろんなところを探しながら「ないなー、おかしーなー」と言う。
殆どの場合たんぽぽが無くした張本人なので、おかしいと言う前に落とした場所を思い出して欲しい。
落としたまま拾いもせずに走っていくからそういうことになる。

川で遊ぶ
2004年7月25日(日) 生誕907日 (2歳5ヶ月と25日)


◆水遊び
寂地峡に行こうと思ったが、休憩した途中の道の駅“スパ羅漢”でたんぽぽが遊びたいと言いだし、そこで川遊びをすることにした。
妻と南斗はクルマで留守番である。
たんぽぽには今年の初水着を着せた。

去年は冷夏にも関わらず何度も海へ行き、割と深いところにも私の抱っこで遊びに行けたたんぽぽ。
今年も抱っこで深みに連れて行こうと思ったら「こわいこわい」と暴れ出した。
結局足首ほどの浅瀬でピチャピチャ遊んだだけだった。

ただ、小学生くらいの子どもたちが高い岩場からバシャンバシャンと飛び込んでいるのを、少し羨ましそうに見ていた。
「パパやって」と言うが、大人の私には胸くらいまでの深さまでしかないのでムリである。

川では二時間ほど遊んだが、陽が陰ることが多くほとんど日焼けしなかった。

スパというだけあって道の駅にはお風呂もあり、川遊びで冷えた身体を温めることが出来た。
普段は湯船になかなか入らないたんぽぽも、広いお風呂に一緒に入って「あっかたーい」と喜んでいた。

おねぇちゃん?・色・お出かけ解禁
2004年7月22日(木) 生誕904日 (2歳5ヶ月と22日)


◆おねぇちゃん
夕飯時が多いのだが、窓の外を指さして「おねぇちゃんいるねぇ」と言うことがある。
「おねぇちゃんいないねぇ」と言う時もあるからいつもいるわけでないようだ。

我が家はアパートの二階で、窓の外には空しか見えないのに。


◆色
同時多発的に覚えたのでどの色が最初だったかはさだかでない。
いつの間にかかなりの色を識別することができるようになった。

今のところ、白・赤・青・黄・緑、は分かるようだ。
特に緑が好きらしく、緑色の物を見ると「みーどーりー!」と教えてくれる。

今はオレンジとピンクを教えようと思っているが、オレンジと呼ぶのがいいのかだいだい色と言うのがいいのか悩んでいる。


◆お出かけ解禁
南斗の一ヶ月検診が終わった。
何事もなく無事成長していた。
成長曲線の上をいき、かなり大きい赤ちゃんである。
ついにお出かけ解禁となった。

たんぽぽの時も検診後はよく出かけるようになったが、二ヶ月くらいのころ知らないおばあちゃんに「あらあら、こんなに小さいのに連れ出されて可哀想に」と言われたことがあった。
そのおばあちゃんはきっと自分の子どもを大事に大事に育てたのだろうが、それではこちらの息が詰まってしまう。
特に妻はずっと家にいて、かなりストレスがたまっている。
私がたんぽぽとデートする時にも、にこやかに見送るというよりは、羨ましさの方が先に来ていたようだ。

たんぽぽも出かける時に「ママは留守番」と聞いて悲しそうな顔をしていたけれど、ついにみんなでお出かけ出来るようになったのだ。
さて、どこ行こう。

うるさくなった・ちょっかい・誰もいないねぇ
2004年7月20日(火) 生誕902日 (2歳5ヶ月と20日)


◆うるさい
熱が引いたと思ったら、うるさくなった。
語彙はとくに増えた様子はないが、表現したいことは増えたようで宇宙語でまくしたててくる。

結局熱はいつもの成長熱だったようだ。
咳が出なかったのでそんなことだろうとは思っていたが、あまりにうるさい。
昔と違って適当にあしらえないので余計に面倒くさい。

遊んでいる時ならまだいいが、夕飯の時私と妻が喋っているとそれを邪魔するかのように大声を出した。
ように、ではなく、明らかに邪魔している。


◆ちょっかい
南斗にちょっかいを出す。

決して嫌っている風ではなく本人も悪気があるわけではないのだろうが、頭突きをしたり手にブロックを無理矢理握らせたりして、せっかく寝ているところを起こしてしまう。
南斗は嫌がって泣いているのだが、たんぽぽはお構いなしだ。

私と妻がたまたま別部屋にいて向こうから南斗の叫び声が聞こえると、たんぽぽがのしかかっている合図である。
本当に乱暴でヒヤヒヤする。


◆誰もいないねぇ
レストランで食事をしていて空いたテーブルを見ると「誰もいないねぇ」と教えてくれる。
そのテーブル以外すべて埋まっていて人がごったがえしていても「誰もいないねぇ」である。

誰もいないのが好きなのだろうか。
もしくは嫌いなのだろうか。

熱・いじめる
2004年7月19日(月) 生誕901日 (2歳5ヶ月と19日)


◆熱の続き
朝起きてもいきなり弾けずゴロゴロしているところを見ると本人も熱くてダルいらしい。
グッタリするまではいっておらず、しばらくしたら普通に遊びだした。

そして午後従兄弟のたっちゃんとりょうちゃんが来たらハイテンションになった。


◆いじめる
午後また妹が来た。
設定したパソコンがまた不調になって見せに来たのだ。

その間たんぽぽはたっちゃん(3才)とりょうちゃん(1才と少し)と遊んでいたのだが、りょうちゃんと折り合いが悪い。
遊んでいるものを取り上げるし、胸のあたりを押して突き飛ばそうとする。
まるでいじめているようだ。

たんぽぽくらいの年だと年下を認めたくないのだろうか。
そう言えば、たんぽぽもちっちゃいころは二歳半くらいの子に突き飛ばされていた。


◆そして熱
みんなが帰ったら一気に熱が上がり、ついにグッタリしていた。計ってみたら39度あった。
布団を用意したらすぐに眠ったので、よほどダルかったらしい。

熱だけで咳もないのでどうやら風邪ではないらしい。
あまりにだるそうなので解熱剤の座薬を入れようかとも思ったが、身体が熱を発しているということは外部から侵入してくる何か(病気とか)と戦っているわけで、もうしばらく様子を見ようということになった。

熱のため身体が痛いらしく夜中に「いたい!いたい!」と泣きながら目を覚ましたりもしたが、それが過ぎると徐々に体温が下がり、朝にはすっかり元気になっていたのだった。

ソレイユ・発熱
2004年7月18日(日) 生誕900日 (2歳5ヶ月と18日)


◆ソレイユ
今日ももちろんデート。
ダイヤモンドシティに出かけることにした。
出かける時には黒い雲が張りだしていたので、にわか雨の心配もあって屋根のあるところにしたのだ。
しかし結局一日降らなかった。

電車の中ではやけにご機嫌で、一番後ろの車両に座ったのだがアナウンス中の車掌さんがマイクに向かって「おーい」と言っているように見えるらしく、「おーい言ってるね」と私に教えてくれた。
するとその車掌さんと目が合ったらしく、両手を高く上げぶるんぶるんと振りながら「おーい!」と叫んで呼びかけた。
車掌さんはマイクのスイッチを入れたまま吹きだしていた。

ソレイユは浴衣祭りをやっていた。
店員はみな浴衣だし、縁日のような出店も出ていた。たんぽぽは殆どそれに興味を示さなかったが。

例によって好きなところに行けコースで、広い館内をウロチョロした。
いつもより飽きるまで時間がかかり、なんでもないところで30分以上足止めを食らったりした。

ここにくる途中でとった朝食もほとんど食べなかったのに、昼食もとらずに遊び続けた。私もたんぽぽの残りを食べてさほどお腹が空いてなかったので一緒に午後に突入した。

昨日苦労したので今日はバギーを持っていかなかったのだが、3時頃フラフラし始めた。ジャスコのカートを見つけて乗せたらあっという間に眠りに落ちた。
目玉がひっくり返っていたので「ねんねしなよ」と言ったのだが、「ねんね、いやーよ」と言った20秒後にはもう眠っていたのだった。

小一時間寝たのだが、この昼寝の後から調子がおかしかった。何を求めているかよく分からない愚図りをするのだ。
20分300円のプレイランドの前で地団駄を踏むので「遊ぶ?」と聞くと「あそぶ、やーよ。あそばないっ」と言う。
「じゃああっちに行こう」というと「やーよ、はいる!」と言う。
その繰り返しを五六回した。
寝起きで寝ぼけてるのかととりあえずチケットを買い、入場時間を待って入れた。

遊んでいる間はまだよかったが、20分経って出てくる時から爆発した。
普段はこの手の遊技場でも「時間だからおしまい」というと割と素直に出てくるのだが、今日はどうしてもイヤだと言う。
仕方がないので抱き上げて連れ出すと、途端に大泣きを始めて床の上で大の字になった。

サンダルを履かせようといると「じぶん、じぶん」と自分でするという。
それじゃあと手渡すと、ポンポン放り投げる。
「あっちへ行こう」と言うが「いや!」と言い、「じゃあ行かない」と言うと「あっちいけ!」と怒る。
この間も延々泣き続けている。キーキー言っているので泣いているよりも悲鳴を上げているに近い。

プレイランドでは狭くて迷惑になるので抱えてゲームセンターまで運んだが、それ自体もそうとう気に入らなかったらしく座り込んで泣いていた。相変わらず悲鳴である。

結局丸々一時間泣き続けた。
もはや何を求めているのか分からないし、何をしてもどうにもならないので横で座って見ていた。
人通りが多く、行き交う人がみんなたんぽぽを見ていくので冷や汗をかいた。

一時間を過ぎてようやく少し落ち着いたようだったので、抱っこをするポーズをしたら胸に飛び込んできた。
やっと帰路に着くことができた。


◆発熱
あとから思い返すと、ソレイユにいた時からおかしかったのかもしれない。
夜中に「たんぽぽが熱い」と妻に起こされた。確かに身体が熱い。熱があるようだ。

ソレイユも夏休みというのもあって人が多かったし、風邪をもらってしまったのかもしれない。

街へ出る
2004年7月17日(土) 生誕899日 (2歳5ヶ月と17日)


◆街へ出る
連休初日。
南斗はまだ一ヶ月検診が済んでいないので、私とたんぽぽ二人でデートである。
どこに出かけようか考えたが、いい案もなかったので街へ出ることにした。

妻も出かける時は車を使うことが殆どで、駐車場に困る都心には殆ど出ない。
だから街へ出る機会は本当に少ないのだ。

バスで行くつもりだったが、クルマに積んであるバギーを取りに駐車場に行ったらそのまま電停の方向に向かうことになった。
電車の中はたいそうな人混みで、かなり暑かった。
たんぽぽと二人真っ赤な顔で乗っていたのだが、しびれが切れて原爆ドーム前で降りることにした。

そこからは散策である。
アーケードの中には千羽鶴がたくさん吊されており、たんぽぽは上を見上げていろんな人にぶつかりそうになりながら、またぶつかったりしながらあちこち見て回っていた。

以前ここは自転車の往来がはげしくてとても危険だった。入り口には自転車は降りるように書かれているのだがあまり目立たず、そのせいかそのまま乗って通過する人たちが多かったのだ。
今日も皆無ではなかったが、以前に比べると降りて押して歩いている人が多かったように思う。
お陰でたんぽぽもほとんど危険な思いをせずに済んだ。

私から手を引いたのはソフマップとヤマダ電機に入る時だけだった。
それらの中ではたんぽぽも退屈なのかおとなしくしていてくれて、私ものんびり回ることができた。
もっとも、たんぽぽが立ち止まることはないので歩き続けなければいけなかったのだが。

昼寝をさせようと持っていったバギーだったが、結局一度も乗らずただの荷物置きになっただけだった。

妻から「出かけたいところがあるから早めに帰ってきてね」と言われていたので四時過ぎに「そろそろ帰ろう」攻撃を始めたのだが、そこが初体験の福屋の遊び場だったこともありなかなか帰れなかった。
五時を過ぎてもラチがあかなかったので、泣き叫ぶのを無理矢理脇に抱えて福屋を降り、ちょうど目の前に止まったバスに飛び乗った。

バスに乗ってからはおとなしかったが、家に着く直前に眠ってしまったため、バス停から家までたんぽぽとバギーを運ばねばならず汗を掻きながらようやく帰った。


◆テレビカメラに撮られる
アリスガーデンでかき氷を食べていたら、そこでイベントが開催されており名の知らぬバンドが歌っているところだった。
周りは暑さでグッタリしている中、一人縦ノリになって拍手までしながら喜んでいたたんぽぽにテレビカメラが向けられていた。

ローカルニュースにでも映ったのではなかろうか。
たんぽぽの映像を使われたら、かなり盛り上がったイベントと勘違いされてしまいそうだ。
ホントはみんな溶けそうになってうなだれていたのに。

サンダル
2004年7月16日(金) 生誕898日 (2歳5ヶ月と16日)


◆ついにサンダル履き
長袖の服しか着なかったのがようやく袖無しも着てくれるようになった(06月16日参照)が、足下はサンダルを嫌い靴でないとダメだった。
私もあまりサンダルは好きでなく靴を履くことが多いので別にいいとは思ったが、上はノースリーブなのに足は靴下に靴という姿はいかにも暑そうである。

本人もそれを感じたのか、今日突然サンダルを履いた。
夕方の散歩でシャボン玉をしに出かけようと誘ったら、自分からサンダルを履こうとしたのだ。

履き慣れないのでしばらく手間取っていたが、ここで下手に手伝って機嫌を損ねたらまた靴に戻ってしまう。
「可愛いね可愛いね」とヨイショしながらなんとか手を添え、ようやくサンダルたんぽぽの完成である。

本人も嬉しいのか「さんだるぅ!」と言いながら足をピョコピョコやって見せた。

おばあちゃん帰る・ディズニーキャラの声
2004年7月15日(木) 生誕897日 (2歳5ヶ月と15日)


◆おばあちゃん
南斗誕生前から来てくれていたお義母さんが今日長崎へ帰った。
ようやくたんぽぽともお互い慣れてきたところで、南斗もこれからいろんな表情を見せてくれるところなのに、残念だ。
しかしこれで本来あるべき家族の形になったと思うと、少しホッとした。

たんぽぽの方はすっかりおばあちゃんがいる生活に慣れたようで、今日も夜の歯磨きが終わった後いつもおばあちゃんがいた部屋におやすみをしに行こうとしていた。
部屋が真っ暗なことに気が付いて、仕方なく近場にいたネコのみゅうくんに「おやしゅみなしゃーい」と言っていた。


◆ディズニーキャラ
寝る直前、絵本を読んだ後影絵遊びをする。
電気スタンドの傘を外して、壁や天井に映った影で遊ぶのだ。
カニやイヌや鳥を作る。

最近はなぜか電気スタンドの傘をかぶってのコックさんごっこも始まった。これは影とは全く関係ない。ただのままごとである。
「こーひーくだしゃい」「あいすくりんくだしゃい」「かきごおりくだしゃい」と言う。このときコックさんは私である。
コーヒーをこぼす真似をして「こぼしちゃった」と言いながら床を拭いたり、いつの間にか自分がコックさんになって「あいがとーございました」と頭を下げると遊びは終わりである。

そして電気を消す直前に再度影絵に戻る。
たんぽぽが「みっきー?どーるど?ぐーふぃ?ぷるーと?」と名前を挙げるのだ。

まずたんぽぽを壁と電気スタンドの間に座らせる。壁にはたんぽぽの影が映る。
この状態でたんぽぽの頭の上にドンキーコンガのタルコンガを横に寝かせて載せる。
すると、たんぽぽにミッキーの耳がついたような影になるのだ。
最初はこれでミッキーの声まねをして「たんぽぽちゃん、おやすみー」とやっていたのだが、そのうちたんぽぽが他のキャラもリクエストするようになったのである。

影はみんなミッキーなのに、声だけはドナルドだったりグーフィーだったりする。
これで「おやすみ」と言って、たんぽぽの一日が終わるのである。

ところで、私はミッキーとドナルドの声は知っているが、グーフィーは知らないしプルートにいたってはただのイヌだから喋らないはずだ。
だからこの声まねの時に出す声も毎日適当である。

横で見ている妻は「いい加減ねぇ」と笑うが、もともと喋らないものを喋らせるのだからムリもないのだ。

毛虫
2004年7月13日(火) 生誕895日 (2歳5ヶ月と13日)


◆毛虫
いつものように帰ってから砂遊び。
最近は公園まで散歩せず家の前で砂遊びをする。公園には砂場らしきものがないし、公園の砂よりうちの前の砂の方がサラサラで楽しいようだ。

しばらく遊んだら、隣の家の植え込みの下に毛虫が散らばっているのを見つけた。
名前は知らないがよく路上で見かける緑色のモジャモジャしたやつである。

たんぽぽはニコニコしながら「ムシさんムシムシ」と言って毛虫に手を伸ばし、そして次の瞬間火がついたように泣き出した。
刺されたようだ。
人差し指が徐々に腫れてきて真っ赤になった。

そのまま抱っこして帰ったが、小一時間泣き続けた。
指の腫れは早々に引いたのだが、よほど痛かったようだ。

ようやく泣きやんだ後妻から「毛虫のことには触れないように」とのお達しが出たが、お風呂の中で「今日毛虫さんいたねぇ」と言ってみた。
するとビクビク震えて「毛虫さん、いや!」と泣きそうになった。

元々虫はそんなに得意ではなかったが、きっとこれで苦手になるだろう。
女の子だからいいか。

こわがり・誰かと遊ぶこと、など
2004年7月11日(日) 生誕893日 (2歳5ヶ月と11日)


◆こわがり
こわいものしらずだったのは今は昔の話。
やたらこわがりになった。

最近一番怖がっているのがスパイダーマン2のCM。
スパイダーマンがイヤなのか敵がこわいのか分からないが、「うわー」と半べそかきながら私の後ろなどに逃げてくる。
そんなに怖いなら見なければいいのに、ちょろっと覗いて見ては震えている。

ニモのDVDに収録されているMr.インクレディブルの予告も嫌いなようだ。これが始まると変えろ変えろとうるさい。
DVDを入れた途端にニモ本編を始められれば面倒もないのだが、ミッキーの三銃士のCMは飛ばすと怒られるのだ。
めんどくさい。

その他、おどろおどろしいシーンや怖そうなものに弱くなって、それを見るたびに逃げ回っている。
本当にこわがりになった。


◆デート
せっかくの日曜なのでまたどこかにデートしようと誘ったが、近所の公園へ遊びに行っただけだった。

最初は「新幹線みう!」と言っていたので広島駅に向かおうとしたのだが、「電車いやーよ」と言いながら公園に向かっていってしまったのだ。
「新幹線は?」と訊いたが「新幹線いやーよ」と行って公園に飛び込んでいった。

いつもの巡回コースで大きな滑り台のある公園にも行ったのだが、ここで“ひなたん”(お父さんがそう呼んでいた)というたんぽぽと同じ二歳半の子が遊んでいて、その子と一緒に遊びだしてからはここから離れられなくなった。
やさしそうなお父さんは私同様東京弁が抜けないようで、歳が近そうなのもあり友達になれそうだった。

なれそう、というのは、散々遊んだあとたんぽぽとひなたんはスプーンの取り合いでケンカになってしまい、ひなたんが怒って「もうかえる!」と帰ってしまったからだ。
せっかく持っていたのだから名刺でも渡せばよかったと後悔したが、縁があるならまたきっと会えるだろう。


◆誰かと遊ぶ
たんぽぽが眠そうにしていたのもあり、ひなたんたちが出るのに合わせて公園をあとにした。

家に帰ると、妹が遊びに来ると電話があった。
南斗の顔を見るのと、調子が悪い自分のパソコンの修理を私に頼むためである。

妹には三歳半と一歳半の二人の男の子がいる。
甥っ子たちは見知らぬ家ということで、たんぽぽはお兄ちゃんがいるということで、それぞれ大はしゃぎしていた。
いつもならすぐに帰って行くのだが、今回は妹のパソコンのOSをWin98からWin2000に入れ替えることにしたのでその間みんなで遊んでいた。

さっきのひなたんもそうだが、たんぽぽが他人と一緒に遊ぶという光景が初めてだった。
それぞれが勝手なことをして遊んでいるというのは何度も見たが、妹の子とは交代交代でマグネットダーツをしていたし、立派に「一緒に遊んで」いた。
お兄ちゃんが終わると「次はたんぽぽ!」と言いながらダーツを投げていた。

たんぽぽは託児所などに行っていないので、よその子と接する機会が少ない。
しかしこうやって遊ぶことが出来ることに、妙に感心してしまった。


◆やはりしゃべりは遅い
遅すぎるということはないが、たんぽぽはやはり体力先行型で、喋ったり物を考えたりする能力は他人よりも少し遅いようだ。
今日のひなたんもベラベラ喋っていて、お父さんと普通に会話していた。(しかし歩いたり運動したりする動きはたんぽぽよりずっとぎこちなかった)

たんぽぽはまだ単語の羅列の方が近いし、何か言っても理解しないことが多い。

だが別に焦ってもいないし急いで喋って欲しいとも思わない。
今の片言コトバは可愛らしいし、ベラベラ話すようになったら今の片言には戻れないからだ。

たんぽぽも!・お弁当
2004年7月8日(木) 生誕890日 (2歳5ヶ月と8日)


◆一人称
南斗を抱っこしている時やお風呂に入れているときに、自分もして欲しいと言ってくる。
このときに「たんぽぽも、たんぽぽも」と言う。

“わたし”なんて言葉は教えていないから使わないのは当然だ。
正しく教えてやらなければいけないのだろうが、可愛いのでそのままにしてある。
そのうち誰かから習うだろう。


◆たんぽぽも
南斗を抱っこしていると「たんぽぽも」と言う。
出来るだけもう片方の腕でたんぽぽも抱っこしてあげるようにしているが、片手で抱っこできる重さではないので大変である。
南斗が生まれてからは余計に重く感じるようになった。

さすがに長くは抱っこできないしたんぽぽだけを下ろせないので二人一緒に下ろすと、今度は南斗が泣く。


◆おべんとう
タオルや新聞紙などが床に広がっていると、その上にちょこんと座ってピクニックごっこが始まる。
おにぎりを食べたりお茶を飲んだりする真似をする。

昨日はハンカチの上でやっていた。
もはやお尻ははみ出ているが、そんなのはお構いなしでお弁当のタマゴを食べていた。(「タマゴ!」と言いながら食べる真似をしていたのできっとそうだろう)

宮島デート
2004年7月4日(日) 生誕886日 (2歳5ヶ月と4日)


◆宮島デート
天気予報は午後から雨と言っていたが、朝起きたらそんなに天気が悪くなかったので遊びに行くことにした。
宮島に行こうと決めていた。

昨日は私の母に動物園に連れて行ってもらったらしく、夜母が帰ってからも「きりんさんとー、さいとー、おさるさんとー、ぞうさんおみみぱたぱた」と楽しそうに話していて、それなら私は水族館だと気合いが入っていたのだ。
遊びに行きたくてもいけない妻は「いいないいなー」と羨ましそうにしていた。

出かけるときにはママが来ないということで顔をくしゃくしゃにして泣いていたたんぽぽだったが、角を曲がったらすっかり元気になって電車を指さして嬉しそうに叫んでいた。
それでも結局電停までは抱っこされたまま離れなかったところをみると、やはり寂しかったのだろう。

電車は比較的空いていて、二人並んで座ることが出来た。
もう少し落ち着きなく騒ぐと思ったが、一度だけつり革にぶら下がりたがっただけで、椅子にちょこんと座っていた。

宮島口に着くと、見慣れない景色のせいかずっと私の手を握ったまま歩いた。
フェリーに乗ったら元気になって、海に向かって「やっほー!」と手を振っていた。

無事宮島に着くと、フェリー港の前の鹿の群れに釘付けになった。
鹿のえさを買った人がいてどんどん鹿が寄ってきていたのだが、たんぽぽは果敢に飛び込んでいって、一頭一頭撫でて回っていた。
小一時間そこから離れず走り回っていた。私も暑さでフラフラになりながら付き合った。

ようやく飽きて離れる頃、よそのたんぽぽよりもう少し大きい女の子が「ママ、見て見て〜!カンガルー!」と鹿を指さし叫んでいた。

少し歩くと防波堤の隙間から海が見えた。
まだ潮が満ちていて、波がすぐ近くまで打ち寄せている。
たんぽぽはそれを見るとニコニコしながら「うみ、はいる?うみ、はいる?」と私を覗き込んだ。
「今日は着替え持ってきてないからダメだよ」というと少し残念そうにした。
かなり蒸し暑いし海水浴は気持ちよかろう。それにたんぽぽは海が好きだ。
南斗のこともあって今年の海は少し諦めていたが、こんな顔をされれば多少の無理をしても連れて行ってやらねばなるまい。

さらにもう少し歩いたら、かき氷屋にぶつかった。
進行方向正面にあるのでイヤでも目に入る。
たんぽぽが見逃すわけもなく、「かきごおり、たべる?たべる?」と言い出した。
私も汗だくだったので大きなイチゴのかき氷を二人で食べることにした。

今年は家でもかき氷器が大活躍している。
お義母さんがかき氷好きと分かってからは二日に一度は作っていて、いろんなシロップをかけて楽しんでいる。
かき氷は家で食べようと外で食べようと大して味はかわらないので、外で数百円出して食べるのは馬鹿馬鹿しくなる。
そんなわけで今日も多少躊躇したのだが、上にソフトクリームが乗っていたので少し気持ちがラクになった。これは家では食べられない。

ボタボタこぼしながらようやく食べきると、大鳥居の近くまで歩いた。
この頃にはたんぽぽはかなりフラフラしていて眠そうだった。
そろそろお昼(いつものお昼寝タイム)だし、今朝はいつもより早起きだった。
それでも私に何も止められず自分の好きなところに歩いていけたので、ご機嫌にしていた。

しかし記念写真屋さんに止められた。
ちょうどどこかのグループが撮影中だったのだが、たんぽぽはどうしてもそこに行きたかったらしい。
無理矢理抱っこして止めたら、大ブーイングと共に大泣きをされた。
撮影が終わったので放したが、しばらくプーッとふくれて私から逃げ回っていた。

まだ鳥居の前は渡れなかったので、厳島神社まで歩いた。
300円もするので神社の裏を通って行こうと思っていたのに、雨が降り出した。
空は明るいので通り雨のようだが、割と大粒で傘をささずには歩けそうにない。荷物になるので傘は持ってきていなかった。
仕方なく雨宿りついでに神社の境内を歩くことにした。

境内は落ち着いて眺める間もなく、たんぽぽはトテトテと走って先に行った。
ようやく追いつくと、海面に見える魚を見て「サカナサカナ」と喜んでいた。
これから水族館でたくさんの魚を見るというのに。

境内を抜け神社から出ると雨はもう止んでいた。
たんぽぽは「カランカラン」と言って私を見あげた。
厳島神社は大きすぎて神社に見えなかったらしく、抜けたところの小さい神社群を見て初めて神社に気付いたらしい。
白崎八幡宮などでお参りするときに鳴らした鈴が「カランカラン」である。手を左右に揺らして鈴を振る真似をしている。
せっかく希望しているので振らせてやろうと五円玉を持たせたが、ここの神社には鈴が下がっていなかった。
たんぽぽは本来鈴が下がっているであろう天井を見上げてしばらく不思議そうな顔をしていたが、まもなく賽銭箱に五円玉を投げ入れてペコペコと頭を下げた。
何をお願いしたのだろう。

神社群を抜けておみやげ屋さんにちょっかいを出し、ようやく水族館にたどり着いた。
フェリー港からここまで、二時間かかったことになる。
休憩したいところだが、たんぽぽは入り口すぐの巨大水槽を見るなり「さかな〜!」と叫んで走っていってしまった。

一緒に水槽の中をキョロキョロしていると、「せんせ、せんせ」と言い出した。見るとエイだった。ファインディング・ニモのエイ先生のことである。
「せんせ、いっちゃった」「せんせ、またきた」「せんせ、いっぱい」と、たくさん泳いでいるエイに興奮していた。

それから似ても似つかない青い魚に向かって「ニモ〜!」と叫んだり、ホントのニモが目の前にいるのに気が付かなかったり、小さなサメが近づいてきたのを怖がったりして楽しんだ。
が、もっと楽しんだのが売店で、カラフルなおもちゃを一つずつ触っていき、館内を見た時間の倍以上そこに居座った。

13:30を過ぎた頃ようやくお腹が空いたらしく「ごはんたべる?」と言ってきたので、二階にある食堂でラーメンを食べることにした。
かなり前から私のをお裾分けしては足りないくらい食べるので、普通のラーメンを二杯頼んだ。
延々走り回り続けただけあって、その八割以上たいらげた。

食べたら眠くなるかと思ったが、眠い時間はとっくに過ぎたらしく超ハイテンションで屋外に出た。
アシカのショーやトドやペンギンがいるのだ。

ショーは本来ならやってない時間のはずだったが、今日はたまたま練習をしていた。
アシカがピアノを弾いたり輪をくぐったりするのを見て、その都度たんぽぽは大きな拍手をして「すごーいすごーい」と喜んでいた。

それが終わると、ペンギンやペリカンもいるのに全く無視で、コイのえさあげに夢中になった。えさをあげたり触れたりする池があるのだ。
錦鯉ならまだしもまっ黒いコイで、全く美しくない。それでも大量にいて口をパクパクさせているのがたんぽぽには楽しいらしく、頭を突っついたりして喜んでいた。
洋服のお腹のところがビショビショになってきたのでやめて欲しかったが、言って聞くわけもなく、そのまま遊ばせた。

うんざりするほど長いこと待っていたらようやく飽きたらしいので、アイスを食べて水族館を後にすることにした。
たんぽぽは「エイせんせ、またね」と手を振っていた。

少し時間が早かったが、帰りも長旅になるだろうと帰路についた。
さすがにたんぽぽも疲れたらしくしばらく抱っこされていたが、大鳥居の前が潮が引いて歩けるようになっているのを見た途端走っていった。
せっかくなので鳥居が見えるところでたくさん写真を撮った。

大鳥居を抜けてお土産物屋通りを歩いていたら、また雨が降ってきた。
今度は朝よりも大粒だったので、たんぽぽを抱えてせんべい屋さんに飛び込んだ。
そのまま雨宿りだけするつもりだったのだが、たんぽぽがショーケースのお茶を飲みたがったので、店内に入って一服することにした。座敷があって飲食出来るようになっていたのだ。

梅味のおかきを二人で食べた。たんぽぽはよほどのどが渇いていたらしく、何度も何度もお茶を飲んでいた。
娘と二人でこんなデートっぽいことが出来るなんてと幸せな気分でポーッとしていたら、突然たんぽぽが泣き出した。
見ると左目が真っ赤になっている。眠くて目をこすったらおかきのカスが入って痛かったようだ。梅も効いていると思われる。
タオルで拭いてあげたらそのまま抱きついて離れなくなったので、お店を後にした。
大粒だった割には今回の雨もすぐに止んで、もう降っていなかった。

宮島港に着くと、また最初のように鹿を追いかけ回した。
朝と違って足取りがフラフラしていたが、ちゃんと一頭一頭撫でて歩いていた。
鹿せんべい屋のおじちゃんが「ちゃんと手を洗わせなよ」と言ってくれた。そういわれると、朝は洗わなかった。

進言通り手を洗い、フェリーに乗り込んだ。
たんぽぽはスクリューの泡が立つのを見て「ブクブクねー」と言っていた。
フェリーは10分ほどなのでここで寝られたら面倒だと思ったが、船内を走り回って最後の運動をしていた。

電車に乗り換えると、間もなくフラフラしはじめた。
肩を寄せて「ねんねしたら?」と言ったら「ねんね、やーよー」と返ってきた。
そしてその返事の二十秒後、すっかり眠りに落ちたのだった。

一日歩き続けたが、私はそれほど疲れなかった。
あっち行こうこっち行こうと手を引いたわけでなく、好き勝手歩かせてその後ろをついていっただけなので疲労も少なかったものと思われる。
とても楽しいデートだった。
今度はどこへ行こう。


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